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時同じくしてあの悪漢たちは病院から出てくる所だった。
影のモンスターと契約すると、善の力の銀色の光に弱くなるので、この間の戦いは、悪者たちに大ダメージだったらしい。
「もう少し、もう少しだったのに。」
女は悔しそうに言った。
「狐は狐でも魔法覚醒者付きじゃな。諦めるか?」
「タイプB型の魔法を諦める?。私が?」
男が聞くと女は長い髪を払って怒りを示した。
「最後の最後まで追うわよ。あの狐。」
「あいつは俺達のものだ。だがもうすぐゲートが開き、奴らが帰ってしまう」
「彼ら本当の異世界人なのかしらね。」
闇夜に月だけが照っていた。
