幼なじみは狐の子。〜黒白王子の三角関係が始動する〜




「僕B型の魔法も使える。今のは足を動かせなくする魔法。」

 恋の頭にゴチンと一発入れてから宗介が言った。

「こんな夜中に一人で。なんのつもりだよ。冗談きつい。こんだけ危ないって言ってんのに。どうして分からないの?。」

「だって」

「だってじゃない。お前は狙われてる身なんだぞ。自覚しろよ。」

  
 宗介は小言を言いながら杖を振った。
 すると、恋の姿がしゅるしゅると縮んで小さくなっていき、やがててのひらほどになった。

 
「今日はお前はこう」

 
 宗介は足元の恋をつまみ上げるとローブのポケットに入れた。