幼なじみは狐の子。〜黒白王子の三角関係が始動する〜





 明かりの方に近づいて歩いていくと、明かりの正体はいくつものランタンだった。


「きれい……」

 
 明かりは暗闇にまるで昼間の様に辺りを照らしていた。

 しばらく明かりの道を歩いて行く途中で、持ってきていたケータイが鳴った。
 恋はしまった、と思った。
 一人でうろついていることが分かれば、宗介や美風に怒られる事になる。
 恋はわざとケータイを取らず、もういっそとそのまま歩き続けた。