幼なじみは狐の子。〜黒白王子の三角関係が始動する〜




◆◇◆





 そのころあの件の男女ペアはアジトで相談をしていた。


「魔法覚醒者が付いてるんじゃ手が出せない。ありゃどういう知り合いだ?」

 
 男が言った。

 
「きっと恋人同士よ。」


 女が言った。


「あの狐の人間の名前を呼ぶ時、そんな感じだった。」

「なるほどな。奴ら五芒星の町を行く途中だそうだ。何かいい案があるか?」

「贄なんだから、私達にまじないで登録して消しちゃってもいいでしょう。」

「毒殺か?」

「それもいいわね。盛大にやりましょう。でもそう出来ない場合……魔法覚醒者を引き剥がさなきゃ。待って、私にいい案がある。」


 悪者二人は悪企みを始めた。