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そのころあの件の男女ペアはアジトで相談をしていた。
「魔法覚醒者が付いてるんじゃ手が出せない。ありゃどういう知り合いだ?」
男が言った。
「きっと恋人同士よ。」
女が言った。
「あの狐の人間の名前を呼ぶ時、そんな感じだった。」
「なるほどな。奴ら五芒星の町を行く途中だそうだ。何かいい案があるか?」
「贄なんだから、私達にまじないで登録して消しちゃってもいいでしょう。」
「毒殺か?」
「それもいいわね。盛大にやりましょう。でもそう出来ない場合……魔法覚醒者を引き剥がさなきゃ。待って、私にいい案がある。」
悪者二人は悪企みを始めた。
