「利伊とユウや楓は違うよ。楓やユウの言っていることに利伊は従っているだけで、利伊がしたいことなんて分からなかったもん。楓が図書館へ行こうって言ったらユウが賛成して利伊が同意してって感じ。で私は反対してた」
「フウは図書館よりもカラオケだもんね」
休日の過ごし方は大抵楓の意見が通っていた。それは私とユウが楓の意見に賛成したからだ。そこで常に楓の意見は通っていたようなものかもしれない。
「そうそう。カラオケ行きたいって気持ちをいつもないがしろにされただ。だから別に私はあの2人と仲良くないから良いの」
でも私だって、フウと仲良しだった記憶はない。フウは私にとって単なるいとこであり、幼なじみという感じが薄いほど、仲良しではなかった。



