ひみつがくずれるとき


「そうだね。第一誰にもお墓を教えない、働いていた会社にも死んだことを伝えない、これはもう警察案件だよ」


 ユウは冷静だ。自分の恋人が家族に殺されたって分かっても、そこまでのショックはないかもしれない。


「この近くにある交番で相談しましょう。大丈夫、なんとかなります」


 楓はスマートフォンで交番の場所を調べている。