ひみつがくずれるとき


「SNSによると、ここをこうして・・・・・・」


 SMSのDMにきていた情報と地図を確認しつつ、歩いて行く華恋さん。


 そして遊歩道を渡って、東京にでもありそうなビジネス街を歩く。ちなみに私はここら辺には初めて来た。


「それにしても人多い。というかぽつりぽつりいる?」


「大人になったら人生を犠牲にする勢いで働いています。そのため夕方には人が少ないかもしれません」


 ユウは物珍しそうで、紺夏さんは興味深そうに周りを見ている。


 どうやらユウと紺夏さんはO阪へはあんまり来ないらしい。それもあって川を見て、川通りの建物を見て、遠くにある山を見て楽しそうだ。