「お疲れ様です」 会社近くのK橋駅。その改札口前で、見知ったメンバーが大体いる。 「お仕事お疲れ様」 ユウはちょっと呑気そうに、ニコニコ笑う。 「K橋駅へは始めて来ました。結構遠かったけど、利伊さんは毎日通勤しているなんてすごいです」 どこかの学校の制服姿の紺夏(こんか)さんは若干楽しそうに、ちらほらと周りを見ている。もしかしたらK橋駅が、紺夏さんにとって珍しいかもしれない。