「うーんそうだね。もしかしたらあちこち探したら恋人のことが分かるかもしれない。とはいえ僕も恋人のことをよく知らないから、あんまり頼りにならないかも」
ユウは少し悩んでいるみたいだ。でもユウが恋人のことをあまり知らないって言うのは珍しい気がした。
同居している恋人なら、色々なことを知っている物だと思う。例えばどこで働いているのかとか、どういう交友関係があるのかなど。それを全く知らないって、逆におかしくない?
なーんて私はユウには聞けるわけがない。何か事情でもあるのだろうか?
「まあこれから紺夏さんとカキさんの2人が家へ来てくれるらしいから、もう一度どうしようか考えよう」
スマホを見つつ楓は言う。どうやら紺夏さんとカキさん、2人とも家へ来てくれるらしい。



