「兄のお墓の場所も分からないのですか?」 「分かりませんし、聞いていません」 「それは調べなきゃいけません。分からないことだらけですから。第一お葬式があったかどうかも分からないしお墓もどこか分からないなんておかしいでしょう」 淡々と華恋さんは話す。 もしかしたらユウが嘘を聞いていただけで、まだ兄が亡くなっていないかもしれないと華恋さんは思っているかもしれない。