「そもそもどうして僕の恋人が、華恋さんの兄だと分かったのですか?」
そういえばこれも大事なことかもしれない? 音信不通だった兄が、どうしてユウと付き合っていることを知っていたのだろうか?
「それは写真です。私の兄が自分の恋人と写った写真を以前送ってくれたのです。そこでその写真をSNSで投稿したら、楓さんが声をかけてくれました」
華恋さんはユウの目の前にある席へと座る。
私はリビングのテレビを消す。これから真面目な話になるので、ダイニングと一続きになっているリビングでテレビがついて賑やかになっているのはまずい。
するとなおさらダイニングの声が、リビングのソファーに座っている私にもしっかりと聞こえる。



