「どうなったもこうなったも、ユウの父親は頭が固いからね。絶縁だよ、絶縁。書類関係だけしっかりできたから、それはよかったよ」 楓はまじめに、あっさりと答えた。 「父が僕のことを気遣ってくれるわけないじゃん。だからもう父とは永遠に会えないということは分かった」 小3までの間も、ユウは父親とはほとんど関わらなかった。そういうこともあり、ユウは父親とはどうしてもうまくいかないらしい。