ひみつがくずれるとき


 別にユウのことを知って回避できるまずいことなんて、ないような気がする。


 果たして砂糖さんはなんでユウのことを知りたいのか、ますます気になってくる。私だってユウが過去どうやって暮らしていたのか分からないので、なおさら砂糖さんが知りたいユウのことが何か、知りたくなってくる。


「いいですよ。行きましょう。少し待ってください」


 私は了承する。


 これで話をそらしまくって、ユウの話をしないようにしよう。それでなぜユウのことが知りたいのか、探ってみよう。


 もちろん私はコミュニケーションが苦手なのでうまくできるかは分からないけど、やってみなくちゃ。


 そこで服を着替えたり身だしなみを整えたりして、家から出る。