ただ、私を一人の〇〇として見てくれた

と自分を奮い立たせている隣で、その間も桃を見つめていた瀧は―






(あの顔は仕返ししてやろうとか意気込んでるんだろうな、、乗ったフリでもしてからかってみるか、ククッ)







とここでクラスの全員が席に座ったのを確認した担任の先生が教卓の前に立ち、









先生「よし、全員座れたな!改めて高校入学おめでとう!今日から皆はこの美芽(めいが)高等学校の生徒だ、美芽高校の名にふさわしい生徒であってくれよ!」










「話はこれくらいにして、まずはクラスの親睦(しんぼく)を深めよう!じゃあ早速(さっそく)自己紹介するか!」









―来た!自己紹介の時間、、やっぱりこの時間は小中の時みたく共通で緊張する〜!!自分の番が来るまで緊張でどうにかなりそう、、正に地獄だ、、







「代表として俺からだな、俺は1年間1-Cの担任となった藤咲奏人(ふじさきかなと)だ、年齢も皆とそんな離れてない24歳だから気軽にしてくれていいぞ、じゃ1年間よろしくー!」








―藤咲先生か、いい名前だな〜、24歳とか8歳くらいしか離れてないんだ、、







「じゃ次は皆の番だな〜、ここは出席番号順からいくのはありきたり過ぎて1番の子は緊張するから、先生が1人指名して、指名された子は自己紹介が終わったら、仲良くしたいや気になった子を1人指名して自己紹介していく形式でいくぞ!」







―よかった、てっきり出席番号順だと思ってた、、
ん?でもこの形式の方がより緊張するような?






と新しい自己紹介形式に一気に眠気が覚めたクラスの皆は一気に「いぇーい!!」と騒がしくなった―







―いや、皆元気だな。緊張とかしないのかな、、
こっちは心臓飛び出しそうなくらいなのに〜!







「じゃあまずは先生が名簿(めいぼ)で気になった名前から1人選ぶぞ、初めの生徒は緊張(きんちょう)すると思うから皆暖かい目で見守って、自己紹介が終わったら存分に拍手を送ってやってくれよ〜!」







―私じゃありませんように、私じゃありませんように、私じゃありませんように……






クラスほぼ全員「はーい!!」