私は玉座近くまで寄ると一礼しました。
「ご機嫌麗しゅうございます。アルドリック帝国皇女、エイルリス・クレア・アルドリック、昨日入城致しました。これから末永くよろしくお願致します」
「うむ。顔を上げなさい」
そう言われ、私は初めて皇帝陛下と第1皇子のご尊顔を拝みました。
お2人はそっくりでいらして、第1皇子は父親似、テオドール様はお母上似なのだとすぐに分かりました。
なんだかカシアン様はとても不機嫌ですわ。
早くこの時間が終わればいいとでも思っているかのように。
「はは。アルドリックの末姫には中々会えずにいたものでどんな美人かと思えば想像以上だ。これはあちらの皇帝も隠しておきたいと思うだろうな」
「そんな…恐れ多いですわ」
そんなお世辞は聞き慣れています。
挨拶代わりとして言っているのだろうと。
「それにしても今回の婚約についてはすまなかった。このカシアンに好いた女性ができてね。理由が理由だ。どうか勘弁してやってほしい」
「ああ。僕自らも謝っておくよ。申し訳ない」
「いいえ、これでテオドール様との婚約が結ばれたのですから嬉しい限りですわ」
なんて失礼な親子なのかと思って怒りをグッと耐えます。
自分でも言うのもなんだけれども大国アルドリック帝国の皇女を負かす女性がどんなものか知りたくなってきましたわ。
まあ近いうちに会うことにはなるでしょうけども。
「もうそろそろいいかな。謝罪も済んだことだし、彼女が寂しくしていると思ってね」
「ええ私も私のために長い時間に囚われるのは気が引けますわ」
こっちから願い下げですわ。
あんな第1皇子テオドール様と似ているのは瞳の色だけ。
髪の色は金髪で服装も派手すぎて権力をかざし過ぎて品位というものがないですわね。
こうして謁見は無事?に終わりました。
「ご機嫌麗しゅうございます。アルドリック帝国皇女、エイルリス・クレア・アルドリック、昨日入城致しました。これから末永くよろしくお願致します」
「うむ。顔を上げなさい」
そう言われ、私は初めて皇帝陛下と第1皇子のご尊顔を拝みました。
お2人はそっくりでいらして、第1皇子は父親似、テオドール様はお母上似なのだとすぐに分かりました。
なんだかカシアン様はとても不機嫌ですわ。
早くこの時間が終わればいいとでも思っているかのように。
「はは。アルドリックの末姫には中々会えずにいたものでどんな美人かと思えば想像以上だ。これはあちらの皇帝も隠しておきたいと思うだろうな」
「そんな…恐れ多いですわ」
そんなお世辞は聞き慣れています。
挨拶代わりとして言っているのだろうと。
「それにしても今回の婚約についてはすまなかった。このカシアンに好いた女性ができてね。理由が理由だ。どうか勘弁してやってほしい」
「ああ。僕自らも謝っておくよ。申し訳ない」
「いいえ、これでテオドール様との婚約が結ばれたのですから嬉しい限りですわ」
なんて失礼な親子なのかと思って怒りをグッと耐えます。
自分でも言うのもなんだけれども大国アルドリック帝国の皇女を負かす女性がどんなものか知りたくなってきましたわ。
まあ近いうちに会うことにはなるでしょうけども。
「もうそろそろいいかな。謝罪も済んだことだし、彼女が寂しくしていると思ってね」
「ええ私も私のために長い時間に囚われるのは気が引けますわ」
こっちから願い下げですわ。
あんな第1皇子テオドール様と似ているのは瞳の色だけ。
髪の色は金髪で服装も派手すぎて権力をかざし過ぎて品位というものがないですわね。
こうして謁見は無事?に終わりました。


