秘密な恋愛

(あの佑陽くんが…ハルくんだったなんて。
未だに信じられない。)

先程の事が頭から離れない芽依。


「…はら…鈴原っ」

「はい?」
(あっ、今授業中だった…)
気になって、授業中だった事を忘れて
ボーとしていた芽依。



授業が終わり…

「芽依~っ、日曜日ハルくんの握手会あるの!行くよねっ」
とキラキラと瞳を輝かせる由奈。

「私に選択権なし…?」

「行くに決まってんでしょー?ハルくんと握手出来るなんてさぁ~っ!」


(近くにいるよ…?1組に…笑)