秘密な恋愛

パパの言葉を聞いた佑陽。

(当たり前だよな。··親なら心配する)

佑陽はぐっと手に力をいれ···


「心配してしまう気持ちは、理解しています。でも。俺が置かれてる環境のせいで、芽依さんを傷つけたり、悲しませたりすることは絶対にしません。そうなる前に。全力で守り切ります。親父との挨拶でも。仮に芽依さんに何か危害があるようなら。その時は無理にでも連れて帰ります。」

まっすぐとした佑陽の言葉と、その眼差し。


「もし。芽依を悲しませることがあって。君が仕事を辞めることで、守れるなら··」

パパの話している途中
佑陽は話しを遮るように

「辞めます。それで芽依さんの笑顔が守れるなら。その選択以外ありえません。」

​一切の迷いもない佑陽の返答。

​「佑陽くん···」

隣で聞いていた芽依は、まさかの言葉に
驚くばかり。

それを聞いたパパは
ふっと軽い笑みをこぼす。

「まいったよ。そこまで言われたらなぁ···。父親としてもう何も言うことはないよ」

​隣で、ママも優しく微笑む。

​「佑陽くんの覚悟、受け取ったよ。···芽依をよろしく頼むよ」

​「···はい。ありがとうございます」


パパからの言葉に
思わず、目が潤みそうになる佑陽。