無事に旅行の許可がもらえて、リビングの空気は一気に和やかに変わる。
けれど、ほっと胸をなでおろしたのも束の間。
佑陽にとって
まだ、芽依の両親に伝えておかなければならない『もう一つの大事なこと』が残っていた。
佑陽のどこか緊張した様子に気づいた、ママ。
「どうかした?佑陽くん」
「あの。実は、もう1つ。お話ししておきたいことがあって」
「ん? なんだい?」
パパが不思議そうに尋ねる。
佑陽は隣にいる芽依の顔をチラッと見つめた
あと、
軽く息を吐き話し始めた。
(佑陽くん····)
緊張する佑陽の手を
ママとパパに見えないところで
そっと繋ぐ芽依。
その瞬間。
緊張が、少しだけ解れる佑陽。
「実は。俺の親父が、先日日本に帰ってきたんです。それで、正月に芽依さんに会いたいって言われて···。親父に、一緒に挨拶に行ってきます」
「えっ、佑陽くんのお父さんに?」
ママが少し驚いたように目を丸くした。
「はい。···それと、今までお話ししていなくて本当に申し訳なかったんですけど、俺の親父。ハルが所属している芸能事務所の社長なんです」
けれど、ほっと胸をなでおろしたのも束の間。
佑陽にとって
まだ、芽依の両親に伝えておかなければならない『もう一つの大事なこと』が残っていた。
佑陽のどこか緊張した様子に気づいた、ママ。
「どうかした?佑陽くん」
「あの。実は、もう1つ。お話ししておきたいことがあって」
「ん? なんだい?」
パパが不思議そうに尋ねる。
佑陽は隣にいる芽依の顔をチラッと見つめた
あと、
軽く息を吐き話し始めた。
(佑陽くん····)
緊張する佑陽の手を
ママとパパに見えないところで
そっと繋ぐ芽依。
その瞬間。
緊張が、少しだけ解れる佑陽。
「実は。俺の親父が、先日日本に帰ってきたんです。それで、正月に芽依さんに会いたいって言われて···。親父に、一緒に挨拶に行ってきます」
「えっ、佑陽くんのお父さんに?」
ママが少し驚いたように目を丸くした。
「はい。···それと、今までお話ししていなくて本当に申し訳なかったんですけど、俺の親父。ハルが所属している芸能事務所の社長なんです」



