秘密な恋愛

「あ。親父に会うよりも、大変だなことあるわ」

「えっ?」
キョトンとする芽依。

「旅行のこと。芽依の両親に許可もらわねぇと」

「あっ!そうだったっ」

​佑陽の父親に会うという大イベントに頭がいっぱいで、肝心の自分の両親への報告をすっかり忘れていた芽依。


「んー。···大晦日さ、夜初詣行くだろ?」
「うん?」

大晦日に、初詣に行く約束をしていた2人。
もちろん、芽依の両親には承諾済み。

「行く前にさ。その話してもいい?」
「へっ?!」

てっきり
年明けだと思っていた芽依は
思いもよらない答えにびっくり。

「いや。なんか、年明ける前に許可貰っておきたいなって。早い方がいいだろうし」

「そっか!そうだよね。大丈夫··だよね?」

旅行の許可についてどこか不安そうな表情の芽依。

「ちゃんと俺から話すから。··っても緊張するけどな?」

佑陽は、芽依を安心させるかのように
ふと笑いかけるも
どことなく、表情は緊張していた。