突然告げられて、あ然とする芽依。
いつも通っている学校に
しかも知ってる人が、まさかー…
あの有名なモデルだったなんて。
簡単に理解出来るはずない。

「う…そだぁー…」

「まぁ、信じてなんて言ってねぇけどな?」

「今までバレなかったの?」

「お前だって分かんなかったろ。こっちがほんとの俺の姿。まぁ雰囲気は似てるとかたまに言われるけど。」

確かに
ハルはめがねでもないし
瞳のカラーも茶色。
髪も茶髪だった。

佑陽は反対に
メガネに瞳のカラーも黒。
髪色も黒で
ハルより髪も短い。

「なるほど···。色々大変なんだね」


「··バラすなよ?つうかバラさないよな?」

と芽依に少し強めに圧をかける佑陽。

「バラすわけないよ。興味ないもん、ハルくんに。」

芽依の言葉に佑陽は驚き
「珍しいな?興味ないとか。」

「だって、中身最低かもしれないし。」

「はぁ!?お前なぁっ…」