秘密な恋愛

​それから、温かい飲み物を飲みながら、
春休みの旅行について
“ここ行きたい”
“こっちもいいな”
と2人は楽しそうに話をして過ごした。


​気づけば0時前。
先にお風呂を済ませた芽依。

“先寝てていいよ”
と佑陽に言われたものの、
当然緊張してしまう芽依は、
ちょこんとソファーへと座る。


​(どうしよう···)

早くなる鼓動。その時、

「芽依?」
とお風呂上がりの佑陽が声をかける。

​「はいっ···」
思わず、緊張から小さな声で返事してしまった
芽依。そんな芽依が可愛くて、思わず

「ふはっ」
と笑ってしまう佑陽。

​「···笑わないでよ」
熱くなる芽依の顔。

「わりぃ。芽依が可愛くてさ」

“ごめんな”
と佑陽は話しながら、
ソファーに座る芽依の手を引く。

​「えっ?」



「おいで」
佑陽は優しく、ふと笑いかける。


ドキ···

(おいでって···)
その言葉と行動に、さらに早くなる鼓動。