秘密な恋愛

冬の冷たい空気の中。
ギュ··とスマホを握りしめ
佑陽は芽依が来るのを
待っていた。


(もし。芽依がこなかったら···)



芽依が嘘をついたのは
何か理由があるはず。


一方的に拒絶され···



佑陽は、芽依に問いただすよりも

早く芽依に会いたかった。


(芽依···)



もしかしたら
ここへは来ないかもしれない。



そう思った時



「佑陽くんっ···」

はぁはぁ、と息を整えながら
ゆっくりと佑陽の元へ歩く芽依が
いた。

‘’来てくれた”

走ってきて、
息を整える芽依。

それだけで嬉しかった。