どこか緊張した表情の芽依。
泣いている自分を、
そっと抱きしめてくれた芽依を
思い出しながら
佑陽は、触れている芽依の手の甲を、
親指でそっと撫でた。
その小さな仕草に、芽依はドキッとする。
「なぁ、芽依」
「ん···?」
「芽依の気持ち。少しでも俺に向いてるって···期待しててもいい?」
キュッと、芽依の胸の奥が熱く、
苦しくなる。
「それ···は···」
緊張からか、少し震える手。
その手を、佑陽はもう一度キュッと握り返す。
(って、芽依困るよな··)
佑陽は、少しだけ照れたように笑った。
「わりぃ。今のはちょっとズルいよな」
(佑陽くん···)
そのとき、タイミングよく昼休み終了の
チャイムが鳴り響いた。
佑陽は、つないだ手を軽く引き、
座っていた芽依を立たせる。
「芽依。今度さ、どこか出かけね?」
「お出かけ··?」
そう言いながら、芽依はすぐに
(デート···?!)
とハッとし、少し顔が熱くなる。
佑陽はそんな芽依を見て、
「空けとけよ」
とふと笑いかけた。
泣いている自分を、
そっと抱きしめてくれた芽依を
思い出しながら
佑陽は、触れている芽依の手の甲を、
親指でそっと撫でた。
その小さな仕草に、芽依はドキッとする。
「なぁ、芽依」
「ん···?」
「芽依の気持ち。少しでも俺に向いてるって···期待しててもいい?」
キュッと、芽依の胸の奥が熱く、
苦しくなる。
「それ···は···」
緊張からか、少し震える手。
その手を、佑陽はもう一度キュッと握り返す。
(って、芽依困るよな··)
佑陽は、少しだけ照れたように笑った。
「わりぃ。今のはちょっとズルいよな」
(佑陽くん···)
そのとき、タイミングよく昼休み終了の
チャイムが鳴り響いた。
佑陽は、つないだ手を軽く引き、
座っていた芽依を立たせる。
「芽依。今度さ、どこか出かけね?」
「お出かけ··?」
そう言いながら、芽依はすぐに
(デート···?!)
とハッとし、少し顔が熱くなる。
佑陽はそんな芽依を見て、
「空けとけよ」
とふと笑いかけた。



