秘密な恋愛

佑陽は小さく息を吐き



「···さっきの言葉さ。俺にとっては、めちゃくちゃ大事な言葉なんだよ。」

「うん」
芽依は、静かに佑陽の、話を聞く。

「記憶なくなっても。芽依は変わんねぇって。··嬉しくてさ。」

キュッと佑陽は芽依の手を取り、軽く握り

「正直、俺の記憶なくて。めちゃくちゃ不安だったけど。今ので、大丈夫だって。安心できた」

と、佑陽は芽依へ視線を送り、
伝えた。


優しく、自分を見つめる視線。
ドキドキと鳴り止まない、芽依の鼓動。


手を握られているだけなのに、 胸の奥が
じんわりと熱い。


(私の言葉で···佑陽くん泣いたんだよね··)

そう思うと、
キュッと··苦しくもなる