秘密な恋愛

「その時と···同じなのかな?」

『それはねぇ〜。これから確かめればいいんだよ』

トクン、と胸の奥が熱くなる。

『あっ、芽依』
「なに?」

『お弁当!』
「お弁当??」

『うん。芽依、毎日佑陽くんにお弁当作ってたんだよ』

それを聞き、芽依は目を丸くする。
まさか自分が、
男の子に毎日お弁当を作っていたなんて。

「えっと···私どうすればいい?」
『それは芽依が決めなよ〜』

「迷惑じゃないかな?」
『それも、実際に反応見てみたら?』

「由奈、いじわるっ」
電話の奥で、由奈は楽しそうに笑った。


(お弁当、か···)