秘密な恋愛

「なんか思い出した顔してたよ?」
芽依は首を傾げる。

(参ったな···)
「芽依が。同じ事とか··言うからだろ」


「私、変な事言った?」
「···いや」
そう話す佑陽は 机に頬杖を付き、
視線は逸らしたまま。


(言えるわけ··ねぇだろ··)
“芽依にキスした”
なんて言ったら。 きっと今の芽依を困らせる。

そう思うと胸が苦しくなる佑陽。


「佑陽くん?」

佑陽は小さく息を吐き
「··なぁ。早く食えよ。待たせんな、俺のこと」

ドキ··
(急にキャラ変···)

「今話し逸らした··」
「してねぇよ。」

「ほんと?」