秘密な恋愛

ふと芽依へ視線を送ると
芽依の口元に、
ほんの少しだけクリームがついているのに気づく。

「芽依」
「ん?」

「···ついてる」
指先が、そっと口元に触れる。
ほんの一瞬だけ。

その行動に
芽依はドキっとするも

(あれ?こんな事、前もあった様な··)

少し考え込む芽依に

「···芽依?」
と少し心配そうに、話しかける
佑陽。


「あっ、ごめんね。··なんか、こんな事前もあった気がして」
とふと笑い誤魔化す。



(芽依、思い出したのか··?)

「···笑。あったよ」
そんな芽依に
柔らかい表情で笑いかける佑陽。