秘密な恋愛

佑陽のクラス。

「おっ、芽依ちゃんいらっしゃい」
と翔多は明るく出迎えてくれる。

「すごい!賑やかだねっ」
「うん、こうゆうの人気だよなぁ。」

翔多と芽依が話しをしていると


「で。芽依は座んの?座んねぇの?」
と黒シャツにエプロン。
腕まくりにネクタイ少し緩めの姿の佑陽。

その口調は芽依に対しても俺様モード。

思わずドキっとしてしまう芽依。
「座り··ます」


それをみていた翔多は 佑陽にこそっと

「佑陽。芽依ちゃんにもそれでいくの?」
「は?何言ってんのお前」
「いつものお前の··機嫌悪いバージョンだな··」


「うるせぇ。··芽依、案内してやるからこいよ」

(なんか··)
芽依の前では比較的優しい佑陽。

俺様キャラの声が低めの佑陽をみて
“いつもの佑陽くんじゃないみたい”
と 心が落ちつかない。


席につき、トンとメニューが置かれ
「どれにすんの?」

(結構メニューある··)
芽依が迷っていると

「決まんねぇんなら俺勝手に選ぶけどいい?」

「うんっ。佑陽くんのおすすめで··」

「了解」
そう話す佑陽はふと一瞬、
柔らかい表情をみせる。

(今のなに···//?)

俺様キャラのはずなのに。
芽依に送る視線は どこか甘い佑陽。