秘密な恋愛

そして文化祭当日。

いつもの学校が 一般の人で賑やかな校内。

芽依は久しぶりの学校にドキドキとする。

そんな時

「芽依」

「佑陽くんっ··」
不思議と佑陽をみると
先程までの緊張が 落ちついた。


「やっぱ人すごいな··。体調平気?」
「うん。だいぶ調子いいよ」

「そっか。あ、芽依のクラス覗くか?」
「うん!」

芽依は自分のクラスへと行くと

「あっ芽依〜っ」
嬉しそうにかけよる由奈。

「芽依ちゃん!」
「身体大丈夫?」
「今日来れたんだねっ」
とクラスの女の子たちも 嬉しそうにする。

「うん、ありがとう」

芽依がそう返すと、
由奈はほっとしたように笑った。

「よかった〜。顔色も前より全然いいね」

「ねぇ芽依ちゃん見て〜!うちらのクラスはお菓子カフェなの!」

「わぁっ!美味しそうっ」

その様子を、
少し後ろから佑陽は静かに見ていた。

(こうしてると、ほんと“戻ってきた”って感じするな)

クラスの賑やかな空気。
芽依が笑って、ちゃんと輪の中にいる姿。
胸の奥が、トクンと 暖かくなる。