秘密な恋愛

一方、芽依は···。

夕方になり
佑陽が来る気配が
今日もないことに
どこか寂しく思う
芽依。


“佑陽くん、毎日きてた”

“ずっと心配してたよ”

由奈やママから言われた言葉が
頭から離れず。


(私が記憶戻せないから。やっぱり···嫌われた?)

飽きられたのかも。

嫌われたのかもしれない。

自分が何かしてしまったのでは。

そんな不安が芽依を襲う。




面会時間が終わる1時間前の
19時頃。

(今日も佑陽くん···来なかったな··)


何度か連絡しようか迷ったが
今の自分が
連絡するのは違うんじゃないか。
そう思い出来ずにいた。


(まだ、何も思い出せないのに。)

このまま、佑陽と距離が空くのは嫌だ。

そう思ってしまう。

「なんで···怖いの··」

ふと芽依は
目が潤み···
また泣いてしまった。