「···?」
芽依は、なんのことかわからない顔をする。
拓海は少し照れ隠しみたいに、
わざと話をそらした。
「てかさ」
「うん?」
「退院、いつなの?」
急に話題を変えられて芽依は一瞬
きょとんとしたが、すぐにぽつりと答える。
「えっと···あと数日って。先生が言ってたかな」
「そっか」
拓海は短く頷いた 。
少し沈黙が流れる。
拓海はその沈黙が怖くて、また口を開いた。
「身体は?どこか痛ぇとかねぇの?」
「大丈夫。まだだるさはあるけど··」
「まぁ、そうだよな。しばらく意識なかったんだもんな」
拓海は眉を寄せる。
「記憶も、ごちゃごちゃしてんだろうし」
“記憶”
その言葉に、芽依はふっと視線を落とした。
そんな芽依を見逃さなかった拓海。
「··なんかあった?」
「佑陽くん···。えっと···私の··」
少し言いずらそうな芽依。
「知ってる。芽依の彼氏だろ?」
(なんで知ってるの?)
佑陽と拓海の接点がわからない芽依は ぽかんとするも
「うん··」
「で?その佑陽がどうした?」
「思い出せないの。佑陽くんのこと···。思い出したくても···わからないの」
そう話す芽依は 切なそうな表情で。
それを聞いた拓海は
(芽依を振り向かせるなら、今しか··。)
“俺と、もう一度やり直して欲しい”
そういいかけたが
(違う。何考えてんだ俺···。今の芽依の表情は···きっと)
「好きになりたいんだな、佑陽のこと。」
拓海の言葉に
芽依は
ゆっくり頷く。
「たくさん想って大切にしてくれるのに。··それなのに、私は何もわからなくて。今すぐ好きを返せなくて。·彼女としても···」
ふと目が潤む芽依。
芽依は、なんのことかわからない顔をする。
拓海は少し照れ隠しみたいに、
わざと話をそらした。
「てかさ」
「うん?」
「退院、いつなの?」
急に話題を変えられて芽依は一瞬
きょとんとしたが、すぐにぽつりと答える。
「えっと···あと数日って。先生が言ってたかな」
「そっか」
拓海は短く頷いた 。
少し沈黙が流れる。
拓海はその沈黙が怖くて、また口を開いた。
「身体は?どこか痛ぇとかねぇの?」
「大丈夫。まだだるさはあるけど··」
「まぁ、そうだよな。しばらく意識なかったんだもんな」
拓海は眉を寄せる。
「記憶も、ごちゃごちゃしてんだろうし」
“記憶”
その言葉に、芽依はふっと視線を落とした。
そんな芽依を見逃さなかった拓海。
「··なんかあった?」
「佑陽くん···。えっと···私の··」
少し言いずらそうな芽依。
「知ってる。芽依の彼氏だろ?」
(なんで知ってるの?)
佑陽と拓海の接点がわからない芽依は ぽかんとするも
「うん··」
「で?その佑陽がどうした?」
「思い出せないの。佑陽くんのこと···。思い出したくても···わからないの」
そう話す芽依は 切なそうな表情で。
それを聞いた拓海は
(芽依を振り向かせるなら、今しか··。)
“俺と、もう一度やり直して欲しい”
そういいかけたが
(違う。何考えてんだ俺···。今の芽依の表情は···きっと)
「好きになりたいんだな、佑陽のこと。」
拓海の言葉に
芽依は
ゆっくり頷く。
「たくさん想って大切にしてくれるのに。··それなのに、私は何もわからなくて。今すぐ好きを返せなくて。·彼女としても···」
ふと目が潤む芽依。



