「芽依、身体大丈夫か?無理するなよ?」
「うん。大丈夫」
それから少しの時間、
芽依となんでもない他愛もない話しをし
佑陽は仕事の為病室を後にした。
「めーいっ」
昼過ぎ。 ちらっと由奈が病室へ顔をだした。
「由奈」
ふと自然に笑顔になる芽依。
「良かった、今日は昨日より元気そうだね!」
「うん。だいぶね」
「佑陽くんは?」
「あ、お昼前に来たよ?そのあと用事あるからって帰ったけど···」
“モデルの仕事か”、 とふと思う由奈。
「ねっ、佑陽くんと大丈夫?」
由奈の質問に芽依は少し間をあけ
「やっぱり、なにも思いだせないけど··。けど···」
言葉を探すように、指先がシーツをぎゅっと掴む。
「佑陽くん、すごく優しいの」
「うん···」
由奈は小さく頷きながら、
芽依の顔をまっすぐ見た。
「でも、優しいのが··苦しい」
「芽依···」
「私、なにもわからないのに。ひとつも責めないで··私が目を覚ますまで、毎日来てくれて···。」
「なのに、私は思い出せなくて···何もできなくて。最低だよね」
ふと目が潤む芽依。
キュッ···
と由奈は震える芽依の手を包み込みこみ
「芽依、それは違うよ」
「えっ··?」
「芽依は、自分を責めちゃだめ。なにも悪くないの」
まっすぐで、強い声。
「由奈···」
「佑陽くん、芽依になにかしてほしいとか、求めてないよ」
「ただ··芽依が生きててくれて。目を覚ましてくれたことが嬉しいの」
そう、優しくわらいかける。
その言葉に潤む涙は
ひとつぶ落ちる。
「···ねぇ由奈」
「ん··?」
「私ね、佑陽くんに触れられても、怖くないの···」
「えっ?」
「普通なら、知らない男の人に近づかれたら、怖いはずなのに」
芽依は胸元をぎゅっと握る。
「佑陽くんだと、安心するというか··大丈夫って。なんだか、懐かしいの」
その言葉を聞き、由奈は
ふとわらいかける。
「ほら。記憶なくても。芽依の心は、ちゃんと覚えてるんだよ」
「そう··なのかな」
「うん。」
「うん。大丈夫」
それから少しの時間、
芽依となんでもない他愛もない話しをし
佑陽は仕事の為病室を後にした。
「めーいっ」
昼過ぎ。 ちらっと由奈が病室へ顔をだした。
「由奈」
ふと自然に笑顔になる芽依。
「良かった、今日は昨日より元気そうだね!」
「うん。だいぶね」
「佑陽くんは?」
「あ、お昼前に来たよ?そのあと用事あるからって帰ったけど···」
“モデルの仕事か”、 とふと思う由奈。
「ねっ、佑陽くんと大丈夫?」
由奈の質問に芽依は少し間をあけ
「やっぱり、なにも思いだせないけど··。けど···」
言葉を探すように、指先がシーツをぎゅっと掴む。
「佑陽くん、すごく優しいの」
「うん···」
由奈は小さく頷きながら、
芽依の顔をまっすぐ見た。
「でも、優しいのが··苦しい」
「芽依···」
「私、なにもわからないのに。ひとつも責めないで··私が目を覚ますまで、毎日来てくれて···。」
「なのに、私は思い出せなくて···何もできなくて。最低だよね」
ふと目が潤む芽依。
キュッ···
と由奈は震える芽依の手を包み込みこみ
「芽依、それは違うよ」
「えっ··?」
「芽依は、自分を責めちゃだめ。なにも悪くないの」
まっすぐで、強い声。
「由奈···」
「佑陽くん、芽依になにかしてほしいとか、求めてないよ」
「ただ··芽依が生きててくれて。目を覚ましてくれたことが嬉しいの」
そう、優しくわらいかける。
その言葉に潤む涙は
ひとつぶ落ちる。
「···ねぇ由奈」
「ん··?」
「私ね、佑陽くんに触れられても、怖くないの···」
「えっ?」
「普通なら、知らない男の人に近づかれたら、怖いはずなのに」
芽依は胸元をぎゅっと握る。
「佑陽くんだと、安心するというか··大丈夫って。なんだか、懐かしいの」
その言葉を聞き、由奈は
ふとわらいかける。
「ほら。記憶なくても。芽依の心は、ちゃんと覚えてるんだよ」
「そう··なのかな」
「うん。」



