秘密な恋愛

その時

コンコン
と、小さなノックがし

ガラッ··


(あっ、やだ··)
芽依は慌てて涙を拭こうとするも、
間に合わず···


「芽依··?」

病室で一人なく芽依をみて
一緒固まるのは佑陽。


「あっ···えっと···」
芽依がノートを持っているのをみた佑陽は
小さく息を吐き

「それ、見たんだな」
とどこか切ない表情になる。
そして、溢れる涙を親指で拭き取る。

「···っ佑··」

泣きすぎて過呼吸になりかける芽依。
上手く息ができない芽依の
背中をそっとさすりながら

「芽依、ゆっくり呼吸しろ」

佑陽の言葉で
芽依は、ゆっくり呼吸をし始め
少しずつ
呼吸は落ちついてくる。