秘密な恋愛

佑陽は、
ベッドに横たわる芽依へと視線を向ける。

「謝るなら。酔ってる時でも、今みたいに眠ってる時でもなくて、ちゃんと芽依が受け止められる時にしろよ。」


拓海は小さく息を吐き、

「···なぁ。今、芽依が恋してるってことはさ。
お前が、トラウマ消したの?」

どこか切ない声で問いかける。


「···選んで、答え出したのは芽依だ。俺じゃねぇ。」

「···そっか。」
拓海は立ち上がり、リュックを肩にかける。


「芽依が起きたら。その時、ちゃんと謝りに来る。」

そう言い残し、拓海は静かに病室を後にした。