それから佑陽は、毎日病室へ通った。
芽依が目を覚ますまで。
飯田に事情を話し、仕事の時間もできるだけ調整してもらった。
面会の時間ギリギリでも、
たとえ5分だけでもいい。
それでも芽依のそばにいたい。
そう強く思っていた。
「今日、学校で翔多がさ」
眠ったままの芽依に、
毎日の出来事を語りかける佑陽。
またある日は
「今日、撮影現場でさ。飯田に怒られた。顔死んでるって」
そう呟いて、芽依の手をきゅっと握る。
「芽依。俺、芽依いねぇと···集中できねぇよ···」
少し冷たい芽依の手を、温めるように
優しく包み込んだ。
芽依が目を覚ますまで。
飯田に事情を話し、仕事の時間もできるだけ調整してもらった。
面会の時間ギリギリでも、
たとえ5分だけでもいい。
それでも芽依のそばにいたい。
そう強く思っていた。
「今日、学校で翔多がさ」
眠ったままの芽依に、
毎日の出来事を語りかける佑陽。
またある日は
「今日、撮影現場でさ。飯田に怒られた。顔死んでるって」
そう呟いて、芽依の手をきゅっと握る。
「芽依。俺、芽依いねぇと···集中できねぇよ···」
少し冷たい芽依の手を、温めるように
優しく包み込んだ。



