秘密な恋愛

「…芽依?」
呼びかけても起きない芽依。

仕方なく、佑陽は芽依を抱き上げる。

(……軽っ)
腕の中に収まった芽依は驚くほど軽い。

(こんなに細かったっけ)

抱き上げたことはあるのに、
今日はやけに小さく感じて、
胸の奥がキュッとなる。



部屋につき、
そっと芽依をベッドへと下ろす。

佑陽が離れようとすると

キュッ…
佑陽の袖を掴む芽依。

その仕草だけでもドキっとするのに、
芽依はさらに、佑陽の腕にぎゅっと抱きついた。

(離…さねぇよな?)