芽依と拓海。
「でね、いつも優しくてね··」
芽依は酔っているせいもあるのか、
佑陽の話を拓海にずっと続けていた。
「佑陽くんの隣にいると、いつも安心するんだぁ··」
けして悪気があって拓海に話しているわけじゃない。
それが拓海にも分かっているからこそ、
黙って聞く。
…けど。
胸の奥に
もやっとしたものが残るのも事実だった。
その時、冷たい風が吹き
「風冷たい〜っ…」
芽依は無意識に拓海へ近づいた。
距離が詰まる。息が触れそうなほど。
(この距離は…さすがに……)
拓海が言葉を失った、その時。
芽依のスマホが鳴る。
何度も、何度も。
「でね、いつも優しくてね··」
芽依は酔っているせいもあるのか、
佑陽の話を拓海にずっと続けていた。
「佑陽くんの隣にいると、いつも安心するんだぁ··」
けして悪気があって拓海に話しているわけじゃない。
それが拓海にも分かっているからこそ、
黙って聞く。
…けど。
胸の奥に
もやっとしたものが残るのも事実だった。
その時、冷たい風が吹き
「風冷たい〜っ…」
芽依は無意識に拓海へ近づいた。
距離が詰まる。息が触れそうなほど。
(この距離は…さすがに……)
拓海が言葉を失った、その時。
芽依のスマホが鳴る。
何度も、何度も。



