その頃
芽依と拓海は···
暗い夜道。
ふらふらと、足元もおぼつかない芽依。
「なんかフラフラする……」
「当たり前だろ。酒飲んでんだから」
ふと、公園の街灯が芽依の視界に入る。
「ちょっと休憩〜」
芽依は拓海の手をぐいっと引っ張った。
「はっ!?おい…」
引きずられるように公園へ入り、
芽依はそのままベンチに座る。
「さむいね〜」
そう言って、ふふっと笑う芽依。
頬は少し赤くて、目もとろんとしていて。
それが妙に無防備で···
拓海は、息を止めそうになる。
「…っ」
拓海も、芽依の隣に腰を下ろした。
「なんか、その表情…懐かしいな」
芽依はきょとんとしてから
トントン、
と拓海の肩を叩く。
「ねぇ拓海くん、拓海くん」
「なに?」
芽依は嬉しそうに、子どもみたいに笑って
「いまね、彼氏いるのっ」
その瞬間、拓海の指先がぴくっと動く。
「……聞いたよ」
笑おうとしたのに、上手く笑えなかった。
「…でもさそういう顔で言うの、反則だろ…」
芽依と拓海は···
暗い夜道。
ふらふらと、足元もおぼつかない芽依。
「なんかフラフラする……」
「当たり前だろ。酒飲んでんだから」
ふと、公園の街灯が芽依の視界に入る。
「ちょっと休憩〜」
芽依は拓海の手をぐいっと引っ張った。
「はっ!?おい…」
引きずられるように公園へ入り、
芽依はそのままベンチに座る。
「さむいね〜」
そう言って、ふふっと笑う芽依。
頬は少し赤くて、目もとろんとしていて。
それが妙に無防備で···
拓海は、息を止めそうになる。
「…っ」
拓海も、芽依の隣に腰を下ろした。
「なんか、その表情…懐かしいな」
芽依はきょとんとしてから
トントン、
と拓海の肩を叩く。
「ねぇ拓海くん、拓海くん」
「なに?」
芽依は嬉しそうに、子どもみたいに笑って
「いまね、彼氏いるのっ」
その瞬間、拓海の指先がぴくっと動く。
「……聞いたよ」
笑おうとしたのに、上手く笑えなかった。
「…でもさそういう顔で言うの、反則だろ…」



