秘密な恋愛

花菜は帰ろうとすると

「これ、芽依から」
とハルは小さな袋を花菜に渡す。


「何これ···?」

袋の中には 先日のカフェ代と
可愛くラッピングされた クッキーが入っていた。

「なんで私に?」

「気にしてたから、芽依。少しでも元気だして欲しいからってそれ作ったって。ちなみに、芽依の作るクッキーめちゃくちゃ美味いから。」

とどこか楽しそうに話すハル。



「なんなの、2人揃って··」

楽屋に帰ってから、
芽依の作ったクッキーを1枚、食べる花菜。


(美味しい··)

程よい甘さで サクッとするクッキー。

自然と笑みがこぼれる。


(··佑陽が芽依ちゃん好きになるの、なんかわかったかも)


それから花菜は
海外·· パリへ拠点をおき
モデルとしてまた頑張る事を決意した。

その数年後。
花菜は世界的に有名なモデルへの
道を進むことになる。