秘密な恋愛

「··無理でしょ、もう」

「そっか。お前のモデルの仕事に対する熱意ってそんなもんだったんだな」

わざと花菜を挑発するハル。

「違う!!··そんな事ないっ」
ハルの言葉に ハッキリと気持ちを伝える花菜。


「なら、周りの声なんて変えるぐらい。モデルの篠宮花菜として、見返してみろよ。」

「簡単に言わないでよ···っ」



「逃げるの、お前らしくねぇだろ。悔しいなら···黙らせるくらい、もっと上行けよ」

「俺が尊敬してる篠宮花菜はそんな弱くねぇよ」



しばらく、沈黙が流れ···
花菜は、ふっと笑い

「本当にズルいよね、ハルくん」

目にはうっすらと涙が浮かぶ。