秘密な恋愛

花菜が帰ったあと
深く息を吐く芽依。

「緊張した···」

緊張したけど、言いたかった事が言えたのか
芽依の表情はスッキリとしていた。




翌日のお昼休み。

「はっ?!あいつに会った?」

芽依は花菜と会った事を佑陽に話した。

「うん。」

「芽依、なんかあいつに言われた?大丈···」
佑陽が話す途中、ふと芽依を見ると

不安そうな表情ではなく、
どこか落ち着いた表情。

「··何話したかわかんねぇけど。」
そっと芽依の頭を撫で

「なんか。芽依が頑張ってくれたのはわかった」と優しく笑いかける。

「ん··。女の子同士の話しだから!··佑陽くんには内緒ね?」

とふと笑みを見せる芽依。

「なんだよそれ笑」

「あっ、佑陽くんこれね」
と芽依は小さな袋に入った数百円を佑陽に渡す。

「お金?」
「もし、花菜ちゃんに会ったら渡して?昨日支払いしてもらっちゃったから··」

「これくらい、あいつに払わせとけよ」

「ん〜···なんかそれは嫌。」
と芽依のプライドなのか
仮を作りたくないのか
そう伝える芽依。

「わかった。会ったら渡しとく」