秘密な恋愛

そう言いながらも、佑陽は腕の力を緩めない。
むしろ、さっきより少しだけ抱きしめる力が強くなる。


また距離が近くなり
佑陽の香水の香りと声に
ドキっとする芽依。


「いつも··佑陽くんからたくさん大好きな気持ち、もらってるから··お返し···したくて」

緊張からか、 震える芽依の瞼


その言葉を聞き
一瞬息が止まる佑陽

「··そんなの。もうもらってる」
「えっ··?」

「少ししか会えねぇのに。··髪とか服装とか··めちゃくちゃ可愛いし。··つうか、会いたいって言われた時点で、嬉しいから··。俺の方が貰いすぎてる」

耳元で響く
佑陽の甘い声。

同時に
芽依の首元に軽めのキスをし··

思わず
ピクリとする芽依。

芽依の反応を見た佑陽は
(あ、無理だ。これ以上したら··まじで··)

とそっと芽依の首元から顔を離し
芽依の髪を撫で

「芽依、帰ろっか··」
と呟く。