秘密な恋愛

修学旅行が終わりー··
数日後。
体育の授業にて。

1組の男子は他クラスと合同で、
柔道の授業だった。

「じゃあ次、組み手」
と先生が合図する。

佑陽の前に立っていたのは
偶然なのか
沖縄で芽依を泣かせた男子だった。

(まじか···)
“はぁ”とため息をつく佑陽。

一瞬だけ目が合い
“最悪だ”
男子がそう思ったのが、顔に出てた。

佑陽は何も言わず、
表情も変えず
ただ、帯を締め直し

「よろしく」
とどこか重みのある声で一言呟く。

震え気味の声で
「…あぁ」
と男子。