秘密な恋愛

それから
佑陽と一緒にお弁当を食べ始めた。
大丈夫かな··
と芽依は内心ドキドキ。

「すげぇー…俺の好きなのばっかだし」

そう言って、お弁当を見る佑陽は驚いてた。
それも当然。
昨日お風呂から上がったらまた
インタビュー記事を見てたのだから。

「たまたまじゃない·??」
とか芽依は誤魔化す。

「これすげぇうまいんだけど」
佑陽は、おいしそうにお弁当を食べた。

「ほんとにおいしい…?」
「嘘ついてどうすんだよ?笑」
「だってさ··人のためにお弁当作るのとか、慣れてないし…」

(気になるよね!?)

「へぇー…じゃあ、久しぶりなんだ?こうして作るの」
「まぁね?」

「キスも?」
「うん…っえ!?」

つい流れで頷く芽依。