秘密な恋愛

「あ、あのお土産可愛い!」
芽依は雑貨屋さんが気になりお店へ
入ろうとすると、
いきかう観光客にぶつかり
思わず、佑陽と手を話してしまう。

丁度、団体客が来て
佑陽と芽依の間に人混みの壁ができる。

「芽依、そっち行く」
“そこ動くなよ”
と佑陽は言うものの、
小柄な芽依は人混みにどんどん押されてしまう。

(どうしよっ)

佑陽くんとはぐれてしまった、
と焦る芽依。

気づけば、先程いたお店から離れており
芽依はすぐに佑陽へ電話をしようと
スマホを取ると

「芽依ちゃんじゃん」
と、2日目の夜
エレベーター前で、芽依の噂をしていた
男子2人が、偶然声をかける。

「はい··」
他クラスの為、誰か分からず
きょとんとする芽依。

「あれ?矢崎は?彼氏だろ?」
やけに“彼氏”を強調する男子。