秘密な恋愛

カチャ

(あれ…?
まだ来てない感じ?)

芽依は、
屋上へ着いたけどまだ佑陽は来てない。

「まさか、佑陽くんからかってないよね?」

とか考えてたら、突然後ろから抱きしめられー…
ふわっと香水のいい香りがする。
それは昨日見覚えのある香り。


ドキ··
「えっ··?」
「芽依、腹減った」

「佑陽くん///?」

屋上へ行くと当たりを見回す芽依がいて
なぜか芽依を後ろから抱きしめた佑陽。

(抱きしめたらどんな反応するのかと思ったけど··やっぱり思った通りだな)

「芽依、顔赤いよ?」

すぐに赤くなり、恥ずかしそうにする
芽依が面白いのか
可愛いのか
ふと笑う佑陽。

“なんか、可愛いな”

と思いながら。

「いきなり抱きつくからでしょ?!」

「芽依、弁当は?」
「えっ//?ちゃんと作ってきたよ··」

と言って、佑陽に弁当を差し出す。

「んじゃ食うかっ。」