秘密な恋愛

ロビーへいくと
どこか嬉しそうな表情をしている芽依が目に留まる。

(見せたくねぇな··)


「芽依」
「あ、佑陽くんっ。もう大丈···どうしたの?」
先程の事が頭から離れず
どこか戸惑いを隠せない表情の佑陽。
普通にしていたつもりだが
どこか様子のおかしい佑陽が
気になった芽依。

(やっぱ芽依にはバレるか··)
「なぁ、ちょっと外歩かねぇ?」

「うん、いいよ」
と柔らかい芽依の笑顔に
キュっと胸が締め付ける。


波の音と
月の光がキラキラと反射する海。
サクッと砂の音が静かに響く。

手を繋ぎ、無言のまま歩く2人。