秘密な恋愛

即答する佑陽に、翔多は一瞬だけ黙ってから
にやっと笑い
「はいはい、ごちそうさま。で?次は“結婚したいとか思ってる”とか言う流れ?」

「言わねぇよ。」
「顔がもう言ってんだけど」

佑陽はクッションを投げつけ
ため息混じりに笑う。
「いてっ。あっお前のせいでミスったろ!」
「……うるせぇ。でもさ」
「でも?」
「誰にも取られたくねぇし、離したくねぇ··」

「はいアウトー」
「どこがだよ!?」
「完全にハマってるって。」
翔多はそう言ってゲームを再開する。

佑陽はボーと天井を見上げ
頭に浮かぶのは、
帰り際に“またね”と笑顔の芽依。

「会いてぇ···芽依に」
と、小さく呟く。

「聞こえてるぞー」
「聞こえてねぇよ」

それから他愛もない会話で
盛り上がった2人だった。