秘密な恋愛

「芽依作ったのか?これ」
佑陽にそう聞かれ、芽依は頷いた。

「うん。いつも作ってるから…」

芽依がそう答えると佑陽は
「すごいな、料理好きなんだ?」

と芽依を褒める。

昔から料理が好きでよく作っていた芽依。
お弁当も毎日、自分で作っていた。
「あっ、じゃあ俺のも作ってよ。お弁当」

「なんで!?」

「芽依の作ったの食いたいし。うまかったからさ?明日楽しみにしてるな」

「…明日だけだよっ?」

褒められると断れない芽依。

(料理上手いとか、俺そうゆうの弱いんだよなぁ。普通に上手いし···)

お弁当を作って、と言って
少し顔を赤くしながは
“明日だけ”
と答える芽依が
どこか可愛いい
とふと思う佑陽。