「芽依~あと2分だよっ!あの先生時間には厳しいんだからっ」
「ちょっとまってっ」
と次の授業は別教室だから移動。
慌てて準備をし走り出す芽依。
その時
バサッー…っ
と派手に教科書をばら撒く芽依。
「芽依、大丈夫〜?!」
「うん、大丈夫」
“はぁ”
とため息を付きながら芽依が
教科書を拾ってると
「早く行ったほうがいいんじゃね?友達行っちゃったけど」
「えっ!?由奈のバカ~っ泣。 佑陽くん、ありがとっ」
と“佑陽”
と呼ばれる1人の男子が教科書を拾う。
「いーえ」
矢崎佑陽。
1年の頃、芽依と同じクラスメートだった1人。
見た目は黒髪に黒縁メガネをかけて、どちらかと言うと、口数も少なくて優等生っぽい感じで。
授業中寝ていたり
学校には来ていたが
休んだり途中で帰ったりすることが多かった。
でも、成績はいつもトップのほうで
真面目なのか不真面目なのか
よくわからない感じだった。
周りの女の子はたまに、
雰囲気がモデルのハルくんに似てる
って言っていた。
たしかに見た目は
かっこいいけれど
女子から話し掛けらると
いつも素っ気ない態度で
かっこいいのに
あまり女子といるイメージではなかった。
「ちょっとまってっ」
と次の授業は別教室だから移動。
慌てて準備をし走り出す芽依。
その時
バサッー…っ
と派手に教科書をばら撒く芽依。
「芽依、大丈夫〜?!」
「うん、大丈夫」
“はぁ”
とため息を付きながら芽依が
教科書を拾ってると
「早く行ったほうがいいんじゃね?友達行っちゃったけど」
「えっ!?由奈のバカ~っ泣。 佑陽くん、ありがとっ」
と“佑陽”
と呼ばれる1人の男子が教科書を拾う。
「いーえ」
矢崎佑陽。
1年の頃、芽依と同じクラスメートだった1人。
見た目は黒髪に黒縁メガネをかけて、どちらかと言うと、口数も少なくて優等生っぽい感じで。
授業中寝ていたり
学校には来ていたが
休んだり途中で帰ったりすることが多かった。
でも、成績はいつもトップのほうで
真面目なのか不真面目なのか
よくわからない感じだった。
周りの女の子はたまに、
雰囲気がモデルのハルくんに似てる
って言っていた。
たしかに見た目は
かっこいいけれど
女子から話し掛けらると
いつも素っ気ない態度で
かっこいいのに
あまり女子といるイメージではなかった。



